イグアス情報

JAPARASIL構想の経緯

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japarasil

発起人自身の経験

プロサッカー選手を目指して

単身パラグアイに渡った事をキッカケに学んだ

人生とサッカーに対する価値観と覚悟

サッカーだけでなく社会的信頼を得ることの
大切さ

現地の日系人の方々との出会いを
キッカケに学んだ

ラテンアメリカには日系社会が根付いている事

日常的に異なる文化が共生する事で起こる
さまざまな問題が

人やその地域を発展させる事

これら学んだ経験を生かしJAPARASILを構想、作成いたしました。
ここでは、実際の経験を踏まえて現状ともリンクさせてお伝えできればと思います。


パラグアイ人の人生とサッカーに対しての価値観と覚悟

プロサッカー選手を目指して単身パラグアイに渡った事をキッカケに日々の生活の中でパラグアイ人にとって人生とは感覚的に仕事やお金といった手段・一要素を重んじるものではなく、伝統的に何が自分にとっての幸せなのかを本質的に理解している点が世界的にみても幸福度が高い要因である事を知りました。
その本質的な部分という点ではサッカーに対しても同様に日本とは比べ物にならない程に南米人にとってサッカーというツールの果たす役割が重大であるという事です。
発展途上国が故にインフラ整備や娯楽が充実していない環境の中でサッカーは唯一無二の存在です。南米でありがちな格差社会でその割合は国民の4割が貧困層という事もあり、サッカーは少年そしてその家族にとっての現状から抜け出す唯一の可能性であり、希望であり続けています。そんな南米の地で皆んなの夢であるプロサッカー選手になる事はとても名誉な事ですし、そこでの日常生活やプレーすることはその後のキャリアにもとても大きな財産となるでしょう


サッカーだけでなく社会的信頼を得る事の大切さ

世界的なパンデミックとなっているコロナウイルスの影響でたくさんの人々の命が失われ、今まで当たり前だった事がそうでなくなり、日常生活がままならない状況になった事で鮮明になった事があります。
人間にとって生きる上で必要な事が何なのかという事です。
娯楽や嗜好は真っ先に排除され、経済までもが必要最低限のものに縮小される中で日常という当たり前の社会があった上で非日常を楽しむ事ができるという事を改めて痛感しました。
このような非常事態下だからこそ当たり前だと思っていた日本の社会をこれまで以上に国民が意識するようになり、政府を始めとする国の制度自体への関心が高まった事は怪我の功名ではありますが、これをキッカケに一人一人が社会の一員として何が出来るのか、問題と向き合い、地域社会全体で乗り越える事で、そのエネルギーは社会が日常を取り戻したときにより非日常を楽しむエネルギーになるはずです。サッカーというエンターテインメントに関わる人々にとって競技上での目的と同時に社会的、文化的価値の捉え方を見直す良いキッカケにして欲しいです。
そして南米ではサッカーの存在価値が国の状況を反映しているように一般社会と密接に繋がっていて、日常生活の一部として成り立っています。サッカーが社会に与える影響が強いという事は、積極的に社会との繋がりを持ち、その視点を生かして物事を捉え、発言・行動する事はそれだけで社会貢献になり、また同時にサッカーに携わるものであるならば、サッカーに生かされるというサイクルを産む事が出来るはずです。
そしてこの繋がりを意識して両面からアプローチする事はどんな仕事にも活用でき、自らの価値を多様化させるヒントになるのではないでしょうか。
実際に経験してきたからこそ、これはどんな人にも企業にも当てはまる事でこのプロジェクトでは南米パラグアイのイグアス移住地だからこそ生み出せる日本の新たな価値を提案していきます。


パラグアイにおける日系社会と多文化共生

入植当初の移住者は、ジャングルを斧で倒して焼き、仮小屋に住み、広大な赤土の大地を開拓しました。現在の日系社会の全体的に豊かな生活は、始めに入植された方々の並々ならぬ情熱と苦労の上に築かれたものです。
現在に至っては様々な分野で活躍されていますが、その多くは農業に従事されています。特にパラグアイの主要輸出物である大豆の産地イグアス移住地では様々な困難に見舞われながら、不遇の時代を乗り越えてきた先人の方々の頑張りや勇気があったからこそ今ではパラグアイでスタンダードになっている不耕起栽培という手法をキッカケに飛躍する事が出来ました。
そしてその後もひたむきに農業を中心にパラグアイの経済を発展させてきました。この事は、パラグアイ人の誰もが認めるところであり、パラグアイの経済・社会に大きく貢献してきた日本人移住者の方々を通して、日本に対するパラグアイ国民の信頼と評価も極めて高いものになっています。
そしてこれまで日系社会では、一世の方々の愛国心からくるアイデンティティ継承の努力により、パラグアイ各地の日本語学校では日本の国語教科書を用いた国語教育が行われているように、移住開始より現在は4世、5世と世代を超えてもなお引き継がれてきており、南米の日系社会の中でも随一の日本語能力を始めとする日本文化を維持しております。それに加え現地のパラグアイの環境や文化に自分たちを適応させながら独自の文化に発展しているのです。
このように日本人移住による他文化の共生は現地パラグアイ人に多大な影響を与え、日本人の新たな可能性を開拓し、双方にとってとてもポジティブかつ有益な社会形成に役立っております。
ここで更なる発展を目指すと共に日本の慢性的な社会問題を解消するモデルケースを構築していきたいと思います。


このプロジェクトで少しでも多くの人に

“Un Futuro Mejor = より良い未来”

に繋がるキッカケを

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パラグアイであなたの未知の可能性を見つけませんか?

南米パラグアイにある古き良き日本文化を継承する村
イグアス日本人移住地にて
日本では見つけられない日本人のポテンシャルを
現地の環境・文化に触れて最大限に生かす
キッカケをご提案したします。

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